みやたの旅の備忘録【中国地方編】
こんにちは。みやたです。
みやたの旅の備忘録、第2弾。今回の舞台は中国地方。ちなみにチャイナは未踏です。いつか行ってみたい。
今回も写真と一緒に旅行記を。今回は青春18切符を利用した、東京発のゆっくりじんわり電車旅。青春18切符での周遊ルートの参考にもしてみてください。
それではさっそく参りましょ。
(目次の作り方を友人に教えてもらいました、ありがとう)
Day1:東京から京都へ。
AM 6:30 東京駅
旅の出発点は、いつだって東京駅だった。
朝フラペチーノというイキリっぷり。相場はたぶん、ホットなコーヒー。
およそ1000kmの列車旅、出発進行!
AM 11:00 浜松餃子
ちょうど昼飯時に浜松に着いたので、浜松餃子をいただいた。
あっという間に完食。目的地への道すがら、日本各地の名物を食べられるのも青春18切符旅行の魅力の1つかな。さらに運転がないので気兼ねなくハイボールにいける。友人が飲んでいたけど、僕はもっぱらビール派だ。
腹を満たしたら、西へ再出発。
PM 6:30 すき焼き
日が暮れるころには京都についた。せっかくだからご当地グルメを食べたかったので、京都の名物すき焼きをしゃぶしゃぶスタイルで。
うまし!
PM 8:30 伏見稲荷大社
京都に訪れてどこにも行かないなんてもったいない。夜にも参拝できる場所と聞いて、ピンときたのが伏見稲荷大社だった。
夜はどこか恐ろしい。山なので人の気配がない。有名な千本鳥居は現世と幽界をつなぐ道ともいわれていて、もう二度と戻って来られないんじゃないかと不安になった。途中、人のいるはずのない場所(林の中)から確かに鈴の音がした。ビビり散らして鳥居の中を駆け抜けた。あれはほんとにお化けかも。
暇だったので山の頂上まで登った。眺めは悪かった。
移動日にしては、グルメや観光も楽しめた1日目。
このあと京都で宿泊。
Day2:京都から鳥取へ。
AM 8:00 京都発
18切符旅の朝は早い。夜型の人には向いていないかも。写真なし。
PM 0:00 城崎温泉
京都から電車に揺られることおよそ4時間、兵庫県は城崎温泉に行き着いた。「城崎」と書いて「きのさき」と読む。最初はみんな「しろさき」って読みたがる。
耳にしたことのない温泉街でナメていたが、思った以上にしっかりと「温泉街」だった。お土産屋さんや喫茶店が軒を連ねる。
白い鯉びと達も。
PM 0:30 但馬牛バーガー
昼食には温泉街のカフェにて但馬牛バーガーを。「たじまぎゅう」。これまた簡単には読ませてくれない。
ジューシーでおいシー。それとウェイトレスさんが可愛かった。
PM 1:30 カフェでブレイク
温泉に浸かってさっぱりしたあとは、まあね、オシャレボーイなのでね、コーヒー買っちゃうよね。温泉のすぐ隣にあったカフェにてテイクアウト。
車窓とコーヒー。一番後ろのはファミマの。いけ好かない。
PM 4:30 鳥取砂丘
鳥取駅からバスでおよそ30分。着いた。砂丘だ。あいにくの雨だ。
伝わるだろうか、この規模感。想定の5倍の広さはあった。雨が降っていたからか、思っていたほど人がいない様子。
驚いたのは鳥取砂丘の起伏。急勾配で、登るのも降りるのもしんどい。。。写真の右側に見える険しい起伏は「馬の背」と呼ばれていて、傾斜が30°もある。ゲレンデだったら超上級者コースだ。調子に乗った大学生が立ち入ると痛い目を見る。
馬の背では傘を活かして写真大会。
バンクシーっぽく遊んでみたり、
ええ感じの集合写真を記念に撮ったり、
さすらい人を演出したり。足跡のラインがうねっているのがお気に入りポイント。馬の背を越えれば日本海、潮の匂いがした。
ほら、しんどそう。もうほとんど西遊記の世界観。コートが砂で汚れたので服装には注意して。
PM 8:00 牛骨らーめん
鳥取で有名なのが牛骨らーめん。アーケード街にあったラーメン屋「太鼓判」でいただいた。店内が満席だったので、外のテーブルで。
冷える屋外で食べるらーめんは心に沁みた。ごちそうさまでした。
2日目はこのまま鳥取に宿泊。
Day3:鳥取から岡山へ。
AM 8:00 鳥取発
この日はホテルで朝ご飯を食べてから出発。にしても早い。途中でことぶき線という電車に乗った。すこしレトロでいいムード。
電車は周りの目があるのであまり撮影しないようにしているけど、あまりにもよかったので2枚だけ。
AM 11:00 岡山後楽園
岡山観光1発目の舞台は、日本三名園の1つに数えられる岡山後楽園だ。
美しい日本庭園を眺めつつ、ゆっくりのんびり朝散歩。園内からはとなりの岡山城をうかがえる。
りっぱぁ~~~!!!城を観るたびに、昔の人たちのパワーを感じる。 ちなみに秀吉の家臣の宇喜多秀家が築城したそうです。
PM 1:00 デミカツ丼
デミグラスソースのかかったカツ丼、略してデミカツ丼。岡山駅から歩いてほど近い「カツ丼 野村」でいただいた。
味が濃いものはきまって美味い。店内の雰囲気も良かったのでおすすめ。
PM 2:00 吉備津神社
岡山といえば桃太郎伝説だ。その発祥の地が吉備津(きびつ)。きびだんごの「きび」はこの地名から。
パワースポットとして名高い吉備津神社。その唯一無二の個性こそが、長い木造回廊だ。
回廊の隙間から差す光。これもある種の木漏れ日なのかもしれないね。
この日は3月11日。午後2時46分に黙祷。この木造回廊から、東北へ向けて。
PM 3:30 きびだんご
お腰につけた、きびだんご。
うまい。動物たちがなつくわけだわ。
PM 5:00 倉敷美観地区
たおやかで伝統のベールに包まれた倉敷美観地区。
昔の街並みはさることながら、『倉敷デニムストリート』というナウでヤングなスポットも。その名の通り、デニム・ジーンズのアパレルショップが立ち並んでいた。
「デニムソーダ」も。味はブルーハワイ。一応これはデニム色らしいです(笑)
このあと倉敷のホテルで仮眠して、近くの定食屋さんで晩ご飯。そして宿泊。
Day4:岡山から広島へ。
AM 8:00 岡山発
中国地方の星、広島県への旅路につく。グッバイ桃太郎。写真なし。
AM 10:30 広島市内
到着だ。広島にとっての日常が僕にとっては非日常。当たり前の顔をして市内を走る路面電車に羨ましさを覚えた。
乗ってみると、ほぼ路線バスの雰囲気。路面電車なんて教習所が作り上げた架空の乗り物だと思っていた。まあ、実は東京でも市電は走っているんだけどね(笑)
時間はずれるけど、路面電車くくりで夜の写真も。
無機質な金属塊。原爆ドーム前駅にて。
AM 11:00 お好み焼き
広島のお好み焼き!この旅でも相当期待値の高かった料理だ。というのも、僕は大の粉もん好きなのだ。「お好み焼き 花ちゃん」にて。
広島『風』というと、県民はイラっとするらしいですね(笑)「こっちが本当のお好み焼きなんや!」って。僕は断然、広島風のほうが好きですよ。やべ言っちった。
PM 0:30 原爆ドーム
負の遺産として世界文化遺産にも登録されている原爆ドーム。教科書でしか見たことのない朽ちた洋館は、まさに歴史そのものだった。
敢えて残された瓦礫が、被爆の凄絶さを物語る。ひとりの日本人として、外国人の方が多く見に来ていたのは嬉しかった。「された事」と「してしまった事」、両方知っておくべきなんだ。
PM 1:00 平和記念資料館
惨状を伝える平和記念資料館には、生々しい負の遺品がたくさん残されている。
写真は、原爆が投下された瞬間にその機能を果たした腕時計。 1945年8月6日 午前8時15分のことだった。「原爆投下による被害を忘れてはならない」と訴えかけられたような気がした。
PM 3:30 厳島神社(宮島)
瀬戸内海っていい。全てがちょうどいい。伝われ。
そして厳島神社へ。
存在感。写真は単純なようで凝ってます。
予期せぬ絶品リフレクション、たまらん。
『写ルンです』を持っていたカップルに撮っていただいた写真。このあと、僕が写ルンですで2人を撮ってあげました。上手く撮れてたかな。大切にしてくれていたら嬉しいな。
PM 4:30 牡蠣
宮島グルメといえば牡蠣だ。宮島を思い浮かべるだけでヨダレが垂れてしまうほど、美味しかった。
やべえまたくいてえ。くいてええええええ。
PM 5:30 あなご飯
宮島からフェリーで本土に戻ったら、降り場からすぐのところにある「あなごめし うえの本店」へ。早めの夕食をとった。
うなぎとはまた違うさっぱりとした美味しさ。お弁当もあるようです。
このあとホステルにて宿泊。
Day5:広島から山口へ。
AM 7:00 広島発
この日が1番早かった。というのもこの日は、広島から出て山口県を貫通し、北九州空港に夜8時までに到達しなければならないというかなりハードな一日だったのだ。
AM 11:00 秋芳洞
新山口駅からバスで45分も走れば、秋芳洞に到着だ。時間が凍結したような不思議な自然の造形の数々は変化に富んでいた。写真は百枚皿と呼ばれる鍾乳洞特有の地形。
手すりが平らでカメラを置けるので、暗くても撮影には困らない。
もはやモンハンの世界やん。ギギネブラが天井に張り付いてても違和感ないもん。
PM 0:00 秋吉台
秋芳洞からエレベーターで地上に上ると、日本最大級のカルスト地形「秋吉台」が広がっていた。遮るものがないからか、風がはちゃめちゃに強かった。
夏は緑が美しい秋吉台だが、茶色い季節もノスタルジックでいい感じ。ドライブしたら気持ちいいんだろうな。電車旅なので夢叶わず。
晴れてよかった。でも雨は雨で似合うと思う。これはフォトグラファーの勘。
PM 1:00 瓦そば
山口の誇るB級グルメ、瓦そば。麺は茶そばで、みやた初体験。
美味しかった。この旅行最後の昼食、楽しめました。
PM 5:00 巌流島
下関駅でレンタサイクルを借りてフェリーの発着所までかっ飛ばした。渡航先は巌流島。宮本武蔵と佐々木小次郎による決闘の舞台である。
フェリーが到着してから島を出るまでおよそ20分。まじで時間がない。船着き場からこの銅像までダッシュで向かって、数枚写真を撮ったらすぐにダッシュで戻った。
ぶった斬られる1秒前(笑) ガチで殺るときの顔だよ2人とも(笑)
PM 6:30 ふぐ料理
最後の晩餐。かなり楽しみにしていた、ふぐ料理。「ふぐ専門店 やぶれかぶれ」にて。ふぐは毒があるって聞いていたから、なんとなくそこまで美味しくないんじゃないのかと疑っていたけれど・・・
美味しい通り越してウマーベラス!!最高の締めくくりとなりました。
PM 8:00 北九州空港
旅も終わり。青春18切符でのんびり旅をしてきたが、帰りは東京までひとっとび。
上空から日本列島を眺めて、「こんな長い距離を鈍行で走ったのか、俺たちは」と感無量。
これにて中国編終了。長い記事になってしまいました。ここまで読んでくれた人はどれくらいいるのだろうか(笑)
ところでみなさんはお気づきだろうか、島根県に訪れていないことを。青春18切符の性質上、移動できるのは最大5日間。不本意でしたが地理的にアクセスしづらい島根県を断念しました。出雲大社に松江城、石見銀山や宍道湖と、いつか訪れてみたいスポットだらけ。きっと行くから待っててね、島根県。
最後に、この旅行の計画書を載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。
大学生の旅行で持ち物まで書く?(笑)
旅行記を書くの、本当に楽しい。てことできっとまた近いうちに書くと思います。それじゃ、グッバイ!