みやたの旅の備忘録【タイ王国編】

こんにちは。みやたです。

さて、みやたの旅の備忘録 第3弾は海外に飛び出します。その舞台はタイ王国です。訪れたのは一昨年の夏、人生2度目となる海外旅行でした。いままでは国内旅行についての記事を書いていたので、初の海外旅行記事となる今回、気合を入れて書いていきます。

諸事情により写真の画質悪化を免れることができませんでした。すみません、、。

Day1

PM 2:00 ドンムアン国際空港

ついにタイに降り立った。成田からはおよそ7時間。フニャフニャなタイ文字が僕らを歓迎してくれた。

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PM 3:00 バンコク市街

ドンムアン空港からタクシーに揺られることおよそ1時間。タイの首都『バンコク』に到着だ。ちなみにタイは何をしても安い国で、タクシーやチップへの出費は全く気にならない。

バンコクという街を一言で表現するならば、暮らし密着型オリエンタルシティ。街のあちこちに人の暮らしを見出すことができる。東京では感じることのできない独特な雰囲気が漂っていた。

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現地の人々にとって、船での移動は珍しくもなんともないこと。

噂には聞いていたが、想定を上回る交通量だ。トラフィックジャムは日常茶飯事。

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いやバイカー多すぎ(笑)事故らないほうが難しそう。

PM 4:30 Big C Supercenter

小腹の空いた一行はタイ料理を求め大型ショッピングセンターに訪れた。アパレルや雑貨には目もくれず、一目散にフードコートへ。

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うん、料理の名前わすれた(笑)タイ料理であることは確かです。もし分かる方がいたらこっそり教えてください(笑)

PM 6:00 鉄道市場(タラート・ナット・ロット・ファイ・ラチャダー)

陽が落ちた。よくわからない駅で降りて、よくわからない立体駐車場に上る。そこで僕らが目の当たりにしたのは、鉄道市場の絵にも描けない美しさ。

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バンコクの宝石箱やぁ~!色とりどりのテントを張った屋台が所狭しと立ち並ぶ。飯屋、服屋、雑貨屋・・・個性的なお店ばかりで買い物に迷ってしまう。

奥へ進むと、少し開けた場所にバーがある。オトナな雰囲気。

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イスは全部ひっくりかえっている。もっと時間が深くなったら賑わうのだろう。

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串に刺さってるものはきまって美味い。この写真すごく好き。なんだかんだ、セルカ棒って便利だね。

PM 7:00 ガパオライス

タイといえば。ガパオライスを屋台でつつく。

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ボリューム満点でお腹がいっぱいになった。実は自分、タイ米はパサパサしていて少々苦手。日本のお米で食べたらもっと美味しいんだろうなぁと思ったけれど、それとこれとは別問題。食は文化、現地の料理をいただきまくることこそが、旅の楽しみの1つなのだ。

このあとバンコク市街のホテル『センター・ポイント・チットロム』に宿泊。広いくせしてけっこう安い。2泊素泊まりで1人あたり7500円。キッチン付きで窓からの眺めがよかった。おすすめです。

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Day2

AM 8:00 ファランポーン

古代遺跡の数多く残るアユタヤを目指す。バンコクからアユタヤまでは国鉄で2時間ほど。出発駅はファランポーン。日本でいえば東京駅のような存在で、地方からバンコクへ出稼ぎに来る若者が到着する駅らしい。

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朝食代わりに、駅構内で売られていたホットスナックをいただいた。

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串刺し肉はやっぱり美味い。

AM 8:30 タイ国有鉄道(3等席)

国鉄には3等席から1等席があり、等級が上がるにつれて運賃も高くなっていく。僕らが貧乏大学生であるという悲しい事実と、タイの庶民の生活に触れてみたいという願望から、チケットは3等席で用意してもらった。さて、どれほどのボロ車両か・・・。

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思っていたより数段きれい!!横に座っていた現地のおじさん達のほうが車窓を楽しんでいたのはニヤニヤポイント。

自分は海外の都市を日本の都市におきかえて例えるのが好きで、タイにおいては『バンコク=東京』『アユタヤ=京都』だと考えている。3等席だとタイ-アユタヤ間は片道およそ200円。東京-京都間の移動を200円で済ますことができると考えれば、いかに観光客に優しい国であるかが分かる。

AM 10:30 アユタヤ駅(レンタサイクル)

出発から2時間もすれば、世界文化遺産『古都アユタヤ』に到着だ。点在する古代遺跡はレンタサイクルで巡る。

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なかには日本から取り寄せたものもあった。異国で母国のチャリに乗る。安心からくる嬉しさが、胸にちょびっとじんわりと。

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バンコクに比べ交通量が少ないアユタヤ。サイクリングにはもってこい!

AM 11:00 アヨダヤ水上マーケット

遺跡巡りを存分に楽しむためには腹ごしらえが必要だ。向かったのは『アヨダヤ水上マーケット』。池と水路のまわりにタイの古い街並みと運河の様子を再現した、レトロな雰囲気のマーケットだ。

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船に乗りこみ、マーケットの奥へ向かう。

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このエキゾチックな空間はまるでジブリ作品の世界。それと、なぜか公衆トイレが有料だった(笑)

AM 11:30 トムヤムクンetc...

さてさて昼飯ぃ!!

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4人で4品、みんなで全部をつつきあう。これだけでは空腹は満たされなかったので・・・

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トムヤムクンをいただいた!!!タイ料理界の玉座に腰を据えるウマカラ飯。すぐ横にはボートの通う川があった。景色に食に、とても満喫度の高い時間を過ごしていたような気がする。

PM 1:00 ワット・プラ・マハタート

1発目に訪れた古代遺跡は『ワット・プラ・マハタート』。

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14世紀後半に建てられた寺院であり、ビルマ軍の攻撃を受けたこともあるそう。そんな戦争の跡が残るワット・プラ・マハタートの最大の見どころは、大きな菩提樹の根に埋もれた仏頭だ。

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戦争によって切り落とされ、地に落ちた仏頭。それを菩提樹の根がまっすぐ持ち上げたんだとか。え、ただの奇跡やん。

PM 1:45 ワット・ラチャブラナ

ワットプラマハタートのすぐ隣にあるのが『ワット・ラチャブラナ』。

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タイで最もシンメトリーの美しかった場所だ。意外と知られていないスポットなのか、観光客は僕ら以外にほとんどいなかった。

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暖色に調製しても似合う。あの頃より写真のことが分かってきた今だからこそ、もう一度行って撮りたい場所。

ちなみにこの日は揃ってタイパンツ。前日の鉄道市場で購入。300円くらいだったかな。

PM 2:45 ワット・プラ・シーサンペット

続いて、アユタヤ遺跡群のうちで最重要かつ最大級の寺院『ワット・プラ・シーサンペット』へ。とにかくスケールが大きかった。

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他の遺跡に比べ、アユタヤ時代の建築様式をそのまま見ることの出来る貴重な遺跡。アユタヤで訪れた遺跡の中では1番混雑していたような気がします。

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強く咲く。蓮の花かな。

PM 3:30 ワット・ロカヤスタ

アユタヤで巡る最後の遺跡「ワット・ロカヤスタ」には巨大な涅槃像(ねはんぞう)がある。

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全長28mの涅槃像は、思いの外おだやかな表情をしていた。
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現地のおばちゃんにお供えの作法を教わっている友人。ここには日本人の観光客も何組か来ていました。

PM4:30 アユタヤ・エレファント・ライド

タイに訪れて乗るべきものは3つ。トゥクトゥクにクルーズ船、そして何よりエレファント象さんだ。

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思ったより上下左右に揺れるけど、揺れに身を任せていれば次第に心地よくなってくる。目線が高いため、歩いている人々を見下ろす形に。気分は中世の王族。悪くない。

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ライドの後には記念撮影。改めて見るとその獣感にゾッとする(笑)

PM 8:00 プーパッポンカリー

バンコクに戻ってきた。『ソンブーン・シーフード』にてプーパッポンカリーにがっつく。

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タイで一番美味かった。蟹料理にハズレなし。他にもいろいろいただいた。
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2枚目のデザート、ぶっちゃけ、全部まずかったです(笑)まずすぎて気分が悪くなるくらいにはまずかった。プーパッポンカリーが美味しかっただけに、その落差に衝撃を覚えました。悪い意味で今でも忘れられない味です(笑)

この日はそのあとホテルへ戻り休息。

Day3

AM 10:30   ワット・アルン

最終日となる3日目は、バンコクにある『三大王宮』へ足を運ぶ。ホテルをあとにし大荷物をファランポーン駅に預けた一行は、タクシーで三大王宮の一角「ワット・アルン」へ向かった。

ワットアルン付近でタクシーを降りた直後に、私的特大ハプニングが勃発!!スマホがねェゾ!!なんと、我が子のように大切にしていたスマートフォンをタクシー車内に置き忘れてしまったのだ。あぁ人生詰んだ、と思いましたね、ハイ。スマホは手元に戻ってくるはずもなく、友人たちの力を借りることでなんとか悪用だけはされずに済みました(笑)

とはいえ気分は急降下。そんな僕を、持ち前の包容力で救ってくれたのがワットアルンでした。

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ここを去るときには気分を切り替えることができた。まったく、自分に呆れますよホント(笑)夜はライトアップされることで神聖さに磨きのかかるスポットなので、昼夜2回訪れるのもアリ。

PM 0:00 パッタイetc...

タイでいただく最後の昼食はパッタイだ。それは米粉の平たい麺を使ったタイの焼きそばで、日本人好みの味付けがなされている。

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ごちそうさまでした。

PM 1:00 ワット・ポー

三大王宮巡り2か所目はワットポー。ややこしいネーミングの多いタイの寺院だが、ここだけは一発で覚えられる(笑)そんなワットポーの大目玉は・・・

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このキョダイマックスな黄金の涅槃像!!全長46mと、ワット・ロカヤスタの涅槃像のほぼ倍の規模感。手前にあるのは涅槃像の足の指。ちなみに足の裏は臭くなかったです。夜にはちゃんとお風呂に入っているみたい、綺麗好きなのね。

見どころは涅槃像だけにとどまらず、

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本堂にはこれまた黄金の仏像が祀られているし、

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表に出れば多くの仏塔がそびえたっている。カッコイイ。イケメン寺院。

PM 2:30 ワット・プラケオ

三大王宮ラストはワットプラケオだ。またの名を『エメラルド寺院』。ここ、えげつないです。その圧倒的なスケール感は僕の乏しい文章力じゃ伝わらないんで、写真だけでも見てやってください。

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ゴージャスゴールデン寺院とでもいいましょうか、ダサいけど(笑)タイに訪れたら問答無用で訪れてくださいな。

PM 3:30 トゥクトゥク

ピンクな屋根のかわいいトゥクトゥク。4人だとギュウギュウ詰めになってしまう。でも割り勘だと安いし、そんなにスピード出さないだろうから平気っしょ、と軽いテンションで乗り込むと・・・

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このおっちゃんが飛ばす飛ばす(笑)途中でウィリーしたり、ものすごいスピードでカーブしたりと、何度も「死ぬんかおれ?」と思わされるシーンがあった。心臓には悪かったが、最高のアトラクション体験。僕はこのおっちゃん好きです。

PM 4:00 カオサン通り

王宮巡りの疲れをほぐしてもらうべく、タイ古式マッサージを受けにカオサンへ。「バックパッカーの聖地」とも呼ばれている場所で、飲食店や物販店で賑わいを見せていた。

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マッサージの前にマクドへ寄り道。ポテトの味は日本と同じ。あの美味しさは万国共通らしい。

1時間ほど痛気持ちいいタイ古式マッサージを受けたら、外は少し暗くなっていて街の灯りが点きはじめる頃。
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とてもいい雰囲気。来たる夜をこのままカオサンで過ごしたい気持ちもあったが、僕らは旅行を締めくくる最高のディナーを控えていた。

PM 6:30   チャオプラヤーディナークルーズ

至極のひと時だった。バイキング形式のディナークルーズで、我らがお寿司もノミネート。

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船の屋上からは妖艶なワットアルンをうかがえた。
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この格式高いクルーズに、タイパンツにTシャツと舐めた格好で参加してしまったことを除いては、完璧すぎるグランドフィナーレ。全部含めて7000円とタイにしては高めの価格だが、フンパツどころは間違っていなかった。

お腹を満たした僕らはたちまち帰路についた。2泊3日の弾丸タイ旅行、おしまいおしまい。

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これにてタイ編終了です!

なんと今回は5000文字。この記事を書き始めてから既に2週間近く経っています。長すぎ〜〜。

これからはテスト勉強にヨーロッパ旅行と、ブログを書く時間があまり取れなさそう、、。なので投稿頻度は下がりますが、勉強の息抜きとしてゆっくりと少しずつ書いていこうかなと思います。

それではまたお会いしましょう!グッバイ!