みやたの旅の備忘録【九州地方後編】
こんにちは。みやたです。
さて、ついに九州旅行の備忘録も最終回です。今回は後編として、5〜6日目の内容について書いてまいります。訪れたのは熊本県・鹿児島県・宮崎県。九州の南側をぐるりと回りました。
それではさっそく参りましょ〜〜。
Day5
AM 8:00 熊本城
早起き。それもそのはず、この日は本土最南端を目指すのだ。この6日間で最長の移動デーである。
朝の散歩は、熊本城にて。
熊本地震による被害の形跡。
駐車場から5分ほど歩けば、城下に到着だ。
熊本城は、築城の名手として名を馳せた加藤清正による最高傑作。その建築には7年もの歳月を費やしたらしい。名古屋城を造ったのも清正である。
現在は復旧工事中。痛々しくも堂々と佇む熊本城に、またいつか訪れたいと思いました。
PM 0:30 とんかつ川久 (黒豚)
長いドライブを終え、鹿児島市に到着。昼食としていただくのは鹿児島名物「黒豚」だ。
肉厚で美味しい。ソース、醤油、ゆず味噌と、3種のたれで味の変化を楽しめた。
PM 1:30 桜島フェリー
鹿児島には半島が2つある。西の薩摩半島、東の大隅半島だ。鹿児島市のある薩摩半島から桜島へフェリーで渡り、そのまま大隅半島へ突入するという綿密な作戦を練った。
作戦開始!まずは「桜島フェリー」に侵入。
いい雰囲気だが、船酔いにはくれぐれも気を付けるんだぞ。
あっ!あれはッ!
桜島だーッ!桜と聞けば朗らかに思えるだろうが、その実態は恐ろしい。現在も天高く噴煙を上げ続ける、現役バリバリの活火山なのである。あの島にボスがいるはずだ・・・急げッ!
敵を探す仲間たち。心強いぜ。
途中、一隻の船とすれ違った。もしや敵の船か!?伏せろーーッ!
桜島の付近では、釣り人たちが暇を楽しんでいた。どうやら、のどかな時間が流れているようだ。敵なんているはずがなかったのだ。本当の敵は、自分の心の中に潜んでいる猜疑心なのかもしれない。完。
PM 3:00 雄川の滝
本土最南端の町、「南大隅町」へやってきた。阿蘇に次いで期待値の高かった場所である。ここには文字通りの大自然が広がっている。
まずは神秘を求めて雄川の滝へ。
滝見遊歩道を歩く。透き通った清流の眺めに、ついつい足を止めてしまう。
10分ほど歩くと、雄川の滝が姿を現した。
美しいエメラルドグリーンの滝つぼは、まさに秘境と呼ぶに相応しい神秘的な光景だ。
PM 3:30 aqua base cafe
雄川の滝の駐車場付近にあるカフェに立ち寄った。
地元産辺塚だいだいスカッシュ。爽やかな風味がくせになる。美味しい。
PM 5:00 佐多岬
いよいよ本土最南端「佐多岬」へ続く歩道の入口に立った。
樹齢約80年のガジュマルがお出迎え。
道中にたたずむ御崎神社。茨城からやってきた証を刻んだ。
そこそこの勾配の歩道を歩き続けると・・・
展望台に着いた。日本列島の南の果てに、着いた。上に登ると、佐多岬を一望することができる。
太平洋・東シナ海・鯖江湾を一度に望むことができる。それでは、撮影大会スタート~。
足が長いなぁ。
海よりも青い男。
好みの色を出すことができました。2人ともサンキュー。
PM 8:00 麺's ら・ぱしゃ (鹿児島らーめん)
鹿児島らーめんを食べに来た。
思い返せば、長崎ちゃんぽん、博多らーめん、別府の冷麺、熊本らーめん、鹿児島らーめんと、九州に来てから毎日麺類を食べている。
個人的MVPは別府の冷麺。ここで言うのもアレですが(笑)
このあと、志布志市のホテルに宿泊。
Day6
AM 10:30 鵜戸神宮
最終日だ。鹿児島を発ち、宮崎のリゾート地「日南・青島」エリアへ向かう。
晴れやかな天気、気分上々!
鵜戸神宮に着いた。
本殿まで階段を登っていくのが神社の通例であるが、ここは世にも珍しい「下り宮」。階段を下って向かう。
本殿は洞窟の中にあり、どっしりと構えている。
これは「運玉」。
あの輪の中に投げ入れることができると、ご利益があるらしい。女性は右手、男性は左手で投げる。僕は無事、ご利益をいただきました。
AM 11:30 サンメッセ日南
鵜戸神宮からほど近いサンメッセ日南へ。ここには、世界的に名の知れたヤツらがいる。それは……
そう、モアイ像である。世界で唯一、イースター島の長老会により許可を得て「完全復刻」したそうだ。
そのインパクトは絶大。向こうに見える太平洋をひたすら突き進めばイースター島に辿り着くと思うと不思議である。
モアイを抜きにしても魅力的なスポットなので、ぜひ訪れて欲しい。
PM 0:00 noa・noa (チキン南蛮)
サンメッセ日南の敷地内にあるレストラン「noa・noa」にて、宮崎名物のチキン南蛮をいただく。
思っていたよりチキンが多くて大満足。ごちそうさまでした。
PM 1:30 青島神社
旅の終わりを感じながらやってきたのは青島神社。
どうも。九州旅行の大トリに選ばさせていただきました。
緑が生い茂っている、あれが青島。青島神社は、あの島の守り神である。
立派な鳥居だ。参道を歩いてゆくと・・・
本殿に到着だ。朱色と青空のコントラストが気持ちいい。
無数の絵馬によるトンネル。川越の氷川神社を彷彿とさせる雰囲気だ。あたりの緑は亜熱帯植物であり、青島神社を囲っている。野生のパワーを浴びに浴びた。
PM 2:00 鬼の洗濯板
参拝後は、九州最後のひと遊び。青島の周りには「鬼の洗濯板」と称される波状岩が広がっている。
まさに洗濯板の様な地形だろう。潮が引いている間は立ち入ることができる。てなわけで、洗濯板のうえで最後の撮影大会。
2人とも、6日間どうもありがとう。
晴れの似合うスポットに、晴れの日に来られてよかった。最高の締めくくりとなった。
PM 3:30 宮崎空港
最後の最後。展望フロアから、宮崎空港を眺める。
飛行機って、大きいなぁ。
かなり気に入っている一枚。
ぽつん。
ありがとう九州。楽しかったなぁ。
以上で九州地方編は終了です!5泊6日、長いようであっという間の日々でした。果たして「九州一周」を達成したと言えるのか、自分達の移動経路をGoogle Mapにまとめてみました。それがこちらです。
画質がアレですが悪しからず。どうでしょう、「一周した」と豪語しても良いような動きっぷりですよね。前編でも言いましたが、総移動距離は1334 km。フルマラソン31回分に相当します。
とてもとても有意義で、充実していて、楽しかったので、九州を全力でおすすめします。旅行の際には、是非この記事を参考にしてくださいね~。
それでは。